ELEGOOの3Dプリンターを購入しようとしても、「種類が多くてどれを選べばいい?」「Centauri・Neptune・Mars・Saturnは何が違う?」「初心者にはFDMと光造形のどちらが向いている?」と迷いますよね。
ELEGOOには、フィラメントを溶かして積み重ねるFDM方式と、液体レジンを光で硬化させる光造形方式があります。
結論として、実用品や部品を作りたい初心者にはCentauri Carbon、フィギュアや精密模型を安く始めたい人にはMars 5が選びやすい機種です。より大きな光造形や高精細な出力を求める場合は、Saturn 4シリーズを検討しましょう。
この記事では、ELEGOOの主要シリーズを、造形方式、作れる物、サイズ、扱いやすさ、必要な周辺機器で比較し、初心者に合う機種を具体的に解説します。
初心者向けの結論
- 実用品や部品を作るならCentauri Carbon
- FDMを低価格から始めるならNeptune 4 Proも候補
- 大きなFDM造形ならNeptune 4 Max
- 小型フィギュアを安く作るならMars 5
- カメラや高速造形も必要ならMars 5 Ultra
- 大きめの模型や複数造形ならSaturn 4 Ultra
- 精細さとタンク加熱を重視するならSaturn 4 Ultra 16K
- 光造形は洗浄・硬化・換気が必要
- 初心者でも完全に設定不要ではない
- 本体だけでなく材料と周辺機器を含めて比較する
迷ったらこの2台から確認
FDM方式:Centauri Carbon
光造形方式:Mars 5

- ELEGOOの3Dプリンターはどれがいい?
- FDM方式と光造形方式の違い
- 初心者向けELEGOO機種比較表
- Centauri Carbonは初心者におすすめ
- Neptune 4 Proは価格を抑えたい人向け
- Neptune 4 Maxは大型造形向け
- Mars 5は安く光造形を始めたい人向け
- Mars 5 Ultraは機能と精細さを重視する人向け
- Saturn 4 Ultraは大きめの光造形向け
- Saturn 4 Ultra 16Kは高精細と温度管理を重視する人向け
- 初心者は本体以外に何が必要?
- 公式とAmazonはどちらで買う?
- 初心者が失敗しない購入前チェック
- ELEGOOの機種選び診断
- ELEGOOの初心者向け機種についてよくある質問
- まとめ:作りたい物からELEGOOの機種を選ぼう
ELEGOOの3Dプリンターはどれがいい?
ELEGOOの機種選びでは、最初に「何を作りたいのか」を決めます。
ケース、治具、補修部品、収納用品などを作りたい場合と、フィギュアやミニチュアを精密に作りたい場合では、選ぶ方式が異なります。
| 作りたい物 | おすすめ方式 | 候補機種 | 初心者向け判断 |
|---|---|---|---|
| ケース・治具・補修部品 | FDM | Centauri Carbon | 最初に確認したい |
| 日用品・学校工作 | FDM | Centauri Carbon・Neptune 4 Pro | 扱いやすい |
| 大きな部品・大型作品 | FDM | Neptune 4 Max | 設置場所に注意 |
| 小型フィギュア | 光造形 | Mars 5 | 低予算で始めやすい |
| 精密模型・ミニチュア | 光造形 | Mars 5 Ultra | 機能重視向け |
| 大きめのフィギュア | 光造形 | Saturn 4 Ultra | 造形量が増えた人向け |
| 高精細・大型光造形 | 光造形 | Saturn 4 Ultra 16K | 予算と環境が必要 |
町の電気屋メモ
初めて購入する人は、最高性能よりも「置けるサイズ」「材料を扱える環境」「交換部品を入手できるか」を優先しましょう。大きすぎる機種は、設置場所と作業スペースの確保が難しくなります。
FDM方式と光造形方式の違い
初心者が最初に理解しておきたいのが、FDM方式と光造形方式の違いです。
どちらが上位という関係ではなく、作りたい物と作業環境によって向き・不向きが分かれます。
| 比較項目 | FDM方式 | 光造形方式 |
|---|---|---|
| 材料 | フィラメント | 液体レジン |
| 得意な物 | 実用品・部品・ケース | フィギュア・模型・精密部品 |
| 表面 | 積層痕が見えやすい | 細かく滑らか |
| 後処理 | サポート除去・研磨 | 洗浄・乾燥・二次硬化 |
| 換気 | 材料により必要 | 必要 |
| 安全用品 | 通常は少ない | 手袋・保護具などが必要 |
| 初心者の始めやすさ | 比較的始めやすい | 作業手順の理解が必要 |
FDM方式が向いている人
- 実用品や部品を作りたい
- 液体レジンを扱いたくない
- 洗浄・硬化作業を減らしたい
- ある程度大きな物を作りたい
- 家族と一緒に工作を楽しみたい
- フィラメントの色や素材を選びたい
光造形方式が向いている人
- フィギュアやミニチュアを作りたい
- 顔や衣装の細部まで再現したい
- 表面の滑らかさを重視する
- 換気できる専用スペースがある
- 洗浄と二次硬化を行える
- 未硬化レジンを安全に管理できる
光造形の注意
光造形は本体を買うだけでは始めにくく、レジン、手袋、洗浄液、洗浄・硬化機、換気環境などが必要です。生活空間や子ども・ペットが触れる場所へそのまま置かないでください。
初心者向けELEGOO機種比較表
初心者が候補にしやすい機種を、方式、用途、扱いやすさで比較します。
販売価格はセールやセットによって変わるため、固定価格ではなく、用途と必要な周辺機器を中心に判断してください。
| 機種 | 方式 | 主な用途 | 特徴 | 初心者向け |
|---|---|---|---|---|
| Centauri Carbon | FDM | 実用品・部品 | 密閉型・自動較正・高速 | 最有力 |
| Neptune 4 Pro | FDM | 日用品・工作 | 開放型・自動レベリング | 価格重視向け |
| Neptune 4 Max | FDM | 大型造形 | 420×420×480mm | 場所を選ぶ |
| Mars 5 | 光造形 | 小型模型 | 自動レベリング・4K | 低予算向け |
| Mars 5 Ultra | 光造形 | 精密模型 | 9K・カメラ・高速 | 機能重視向け |
| Saturn 4 Ultra | 光造形 | 大きめの模型 | 12K・大型・カメラ | 中級まで長く使う |
| Saturn 4 Ultra 16K | 光造形 | 高精細・大型 | 16K・タンク加熱 | 予算重視 |
Centauri Carbonは初心者におすすめ
実用品や部品を作りたい初心者が最初に確認したいのが、Centauri Carbonです。
造形サイズは256×256×256mmで、全自動較正、最大500mm/sのCoreXY構造、チャンバーカメラなどを搭載しています。
Centauri Carbonの主な特徴
- FDM方式
- 造形サイズ256×256×256mm
- 自動較正
- CoreXY構造
- 最大500mm/sの印刷速度
- 密閉型の筐体
- チャンバーカメラ
- 幅広いフィラメントに対応
Centauri Carbonが向いている人
- 初めてFDMプリンターを購入する
- ケースや部品を作りたい
- 組み立てや初期調整を減らしたい
- 開放型より密閉型がよい
- 造形状況をカメラで確認したい
- 将来さまざまな材料を試したい
Centauri Carbonの注意点
自動較正があっても、フィラメントの乾燥、スライサー設定、ノズル詰まり、ビルドプレートの清掃などは必要です。
また、密閉型でも材料によっては換気が必要になるため、設置環境を確認してください。
Neptune 4 Proは価格を抑えたい人向け
Neptune 4 Proは、開放型のFDMプリンターです。
造形サイズは225×225×265mmで、最大500mm/s、121点自動ベッドレベリング、300℃ノズルを搭載しています。
Neptune 4 Proが向いている人
- FDMを比較的安く始めたい
- 機械の構造を見ながら覚えたい
- PLAやPETGを中心に使う
- 設置スペースに余裕がある
- 必要に応じて調整できる
開放型の注意点
本体の周囲が開いているため、子どもやペットが触れない場所へ設置する必要があります。
ABSやASAなどを使う場合は、温度管理と換気のため、エンクロージャーも検討してください。
Neptune 4 Maxは大型造形向け
Neptune 4 Maxは、420×420×480mmの大型造形に対応します。
ヘルメット、コスプレ用品、大型ケースなどを分割せず作りたい人には魅力がありますが、初心者が何となく選ぶには大きすぎる可能性があります。
大型機は本体寸法以上の場所が必要
本体を置くだけでなく、ベッドの移動、フィラメント交換、メンテナンス、完成品の取り外しを行うスペースも必要です。購入前に設置場所を実測してください。
Neptune 4 Maxが向いている人
- 作りたい大型作品が決まっている
- 広い設置場所がある
- フィラメント使用量を許容できる
- 大型造形の失敗リスクを理解している
- 小型機では足りない理由が明確
Mars 5は安く光造形を始めたい人向け
Mars 5は、6.6インチ4KモノクロLCD、自動レベリング、スマートメカニカルセンサー、ワンクリック自己診断を搭載した光造形プリンターです。
小型フィギュアやミニチュアを作りたい初心者が、価格を抑えて始める候補になります。
Mars 5の主な特徴
- 光造形方式
- 6.6インチ4KモノクロLCD
- 自動レベリング
- COB光源
- スマートメカニカルセンサー
- ワンクリック自己診断
- 過熱保護
Mars 5が向いている人
- 小型フィギュアを作りたい
- 初期費用を抑えたい
- 自動レベリングが欲しい
- 大型造形は必要ない
- 換気と後処理環境を用意できる
Mars 5 Ultraは機能と精細さを重視する人向け
Mars 5 Ultraは、9KモノクロLCD、チルトリリース、高速造形、カメラ、Wi-Fi機能を備えています。
Mars 5より価格は上がりますが、造形状況の確認やタイムラプス撮影をしたい人には便利です。
Mars 5 Ultraが向いている人
- 細部をより精密に出したい
- 造形速度を重視する
- カメラで状況を確認したい
- Wi-Fi転送を使いたい
- Mars 5より長く使える機能が欲しい
Mars 5との違い
| 比較項目 | Mars 5 | Mars 5 Ultra |
|---|---|---|
| LCD | 4K | 9K |
| カメラ | なし | あり |
| チルトリリース | なし | あり |
| Wi-Fi | 基本なし | 対応 |
| 向いている人 | 価格重視 | 機能重視 |
Saturn 4 Ultraは大きめの光造形向け
Saturn 4 Ultraは、10インチ12KモノクロLCD、自動レベリング、チルトリリース、カメラを搭載しています。
Marsシリーズより大きな造形エリアがあり、大きめのフィギュアや複数パーツをまとめて出力したい人に向きます。
Saturn 4 Ultraが向いている人
- Marsでは造形サイズが足りない
- 複数のミニチュアを一度に作りたい
- 大きめのフィギュアを作りたい
- 12Kの精細さを求める
- 洗浄・硬化設備を用意できる
Saturn 4 Ultra 16Kは高精細と温度管理を重視する人向け
Saturn 4 Ultra 16Kは、16KモノクロLCD、30℃のスマートタンク加熱、チルトリリース、カメラ、自動レベリングを搭載しています。
レジン温度を安定させやすいため、寒い時期や室温変化のある環境で造形する人にも候補になります。
Saturn 4 Ultra 16Kの主な特徴
- 10インチ16KモノクロLCD
- 造形サイズ211.68×118.37×220mm
- 30℃スマートタンク加熱
- 自動レベリング
- チルトリリース
- ライブカメラ
- レジン不足などの検出機能
- 停電後の復旧機能
初心者がいきなり選んでもよい?
予算、設置場所、換気、洗浄・硬化環境を準備できるなら、初心者が購入しても問題ありません。
ただし、作る物が小型中心ならMars 5 Ultraでも足りる可能性があります。大きな造形サイズとタンク加熱が本当に必要か確認しましょう。

初心者は本体以外に何が必要?
3Dプリンターは、本体を購入しただけでは十分に使い始められない場合があります。
FDMと光造形では、必要な材料や周辺機器が異なります。
FDM方式で必要な物
- フィラメント
- ニッパー
- スクレーパー
- ノズル清掃用品
- フィラメント乾燥機または防湿保管
- 交換ノズル
- 接着剤が必要な場合もある
- 材料に応じた換気設備
光造形方式で必要な物
- 対応レジン
- ニトリル手袋
- 保護メガネ
- 洗浄液または水洗い環境
- 洗浄容器
- 洗浄・硬化機
- シリコンマット
- ペーパータオル
- 廃液や未硬化レジンの管理用品
- 十分な換気設備
本体価格だけで比較しない
特に光造形は、洗浄・硬化機、レジン、安全用品までそろえると初期費用が増えます。本体単品とスターターセットの総額を比較しましょう。
公式とAmazonはどちらで買う?
ELEGOO製品は、公式ストアとAmazonなどで販売されています。
同じモデルでも、価格、付属品、配送日、販売元、保証窓口が異なる場合があります。
| 購入先 | メリット | 確認ポイント |
|---|---|---|
| ELEGOO公式 | 限定セット、材料割引、交換部品 | 送料、納期、返品条件 |
| Amazon | 配送が速い場合がある | 販売元、型番、付属品 |
同じシリーズ名だけで比較せず、型番、本体状態、付属品、送料、保証をそろえて確認してください。
評判・保証の詳しい情報
初心者が失敗しない購入前チェック
割引率や解像度だけで選ばず、設置環境と作業内容を含めて判断しましょう。
購入前チェックリスト
- 作りたい物を決めたか
- FDMと光造形の違いを理解したか
- 必要な造形サイズを確認したか
- 本体と作業用の設置場所があるか
- 換気環境を用意できるか
- 騒音や振動に問題がないか
- 必要な材料を購入できるか
- 消耗品や交換部品を入手できるか
- 洗浄・硬化機が必要か
- 子どもやペットが触れない環境か
- 材料を保管する場所があるか
- 保証対象部品を確認したか
- 返品条件を確認したか
- 公式とAmazonの総額を比較したか

ELEGOOの機種選び診断
まだ機種を決められない場合は、次の順番で判断してください。
実用品・ケース・部品を作りたい
→ Centauri Carbon
FDMを価格重視で始めたい
→ Neptune 4 Pro
大型部品やコスプレ用品を作りたい
→ Neptune 4 Max
小型フィギュアを安く始めたい
→ Mars 5
精細さ・速度・カメラが欲しい
→ Mars 5 Ultra
大きめのフィギュアや複数造形
→ Saturn 4 Ultra
16K・タンク加熱・高精細を重視
→ Saturn 4 Ultra 16K
ELEGOOの初心者向け機種についてよくある質問
ELEGOOの方式や機種選びについて、初心者が迷いやすいポイントをまとめます。
まとめ:作りたい物からELEGOOの機種を選ぼう
ELEGOOの3Dプリンターは、価格や解像度だけでなく、作りたい物と作業環境で選びます。
この記事のまとめ
- 実用品や部品ならCentauri Carbon
- 安くFDMを始めるならNeptune 4 Pro
- 大型FDM造形ならNeptune 4 Max
- 小型フィギュアならMars 5
- カメラと9Kを重視するならMars 5 Ultra
- 大きめの模型ならSaturn 4 Ultra
- 16Kとタンク加熱ならSaturn 4 Ultra 16K
- FDMは実用品、光造形は精密模型に向く
- 光造形は換気、洗浄、二次硬化が必要
- 本体以外の材料と周辺機器も比較する
- 大型機は設置場所を実測する
- 公式とAmazonは同じ型番で総額比較する
初心者が迷った場合は、実用品ならCentauri Carbon、精密なフィギュアならMars 5を基準に考えると選びやすくなります。
そのうえで、造形サイズ、精細さ、カメラ、タンク加熱など、自分に必要な機能へ段階的に広げてください。
製品仕様、価格、在庫、セット内容、保証条件は変更される場合があります。購入時はELEGOO公式ストアの商品ページで最新情報をご確認ください。
