シーズン前にエアコンの試運転をする事はとても大事です!
なぜなら、シーズン前にエアコンの故障や不具合を発見する事が出来ます。
ちなみに、シーズン前に故障や不具合を発見出来るメリットは
- 修理に早く来てもらうことが出来る!
- 修理不能の場合でもゆっくりエアコンの品定めが出来る!
この2つです。
ちなみに、私の考えるシーズン前とは
- 冷房を使う前の【5月~6月まで】
- 暖房を使う前【10月~11月まで】
です。
試運転をするタイミングについては、早すぎず遅すぎずが良いと個人的には感じております。もし早い段階で確認した場合は、シーズン前にも念のために試運転しておくことをおすすめしておきます。
ではなぜでしょうか。
試運転のタイミングが早すぎると、実は使う前に故障してしまうケースもあるからです。
というわけで、エアコン試運転の手順をまずは表にしてみましたのでご覧下さい。
作業名 | エアコンの簡単な試運転方法(メンテンナンス)手順 | ||
NO. | 作業手順 | 部品・材料 | 設備・工具 |
1 | エアコンのフィルターにほこりがついてないか確認 | なし | 掃除機・雑巾・古い歯ブラシ |
2 | エアコン本体のコンセントが刺さっているか確認 | なし | なし |
3 | エアコンのリモコンが故障していないか!表示が正常に出ているか確認 | 電池 | なし |
4 | エアコン室外機の上や前に障害物がないか確認 | なし | ほうき |
5 | エアコン本体の動作確認(エラー表示や点滅が出てないか) | なし | なし |
6 | エアコンのドレンホースから水が出るかの確認 | なし | なし |
異常時の処置:(購入したでんきやさん・メーカーに連絡) | |||
備考 |
詳しい内容は、続きを見ていただけると確認できます。
【エアコン試運転の重要性】シーズン(夏・冬)前に必ずしよう!
エアコンが活躍する夏や冬!
そのシーズン前には、必ずエアコンの試運転をした方が良いです。
なぜかと言いますと、必要な時に故障して使えないという状況が避けられるからです。
それにメーカーのサービスマンや私どもでんきやもシーズン中には大忙しになります。
すぐに来てくれと言われてもどうしようもならないことが多くなりますので、早めの点検をおすすめしています。
ちなみに今すでにエアコンの調子が悪いという方は、下記の記事の中で参考になるものがあればご覧ください。
エアコンの簡単な試運転方法(メンテンナンス)手順
エアコンの簡単な試運転方法の手順を掲載していきます。
この手順は、パナソニック・ダイキン・富士通・その他のメーカでも使用出来る試運転方法になりますので、是非シーズン前には以下の手順でエアコンの調子を見て下さい。
- エアコンのフィルターにほこりがついてないか確認
- エアコン本体のコンセントが刺さっているか確認
- エアコンのリモコン表示が正常に出ているか確認
- エアコン室外機の上や前に障害物がないか確認
- エアコン本体の動作確認(エラー表示や点滅が出てないか)
- エアコンのドレンホースから水が出るかの確認
では、具体的な方法について順番に紹介していきます。
エアコンのフィルターにほこりがついてないか確認
エアコンのフィルターは、意外に汚れています。
寝室であれば綿ぼこりだったり、台所であれば油汚れなどがフィルターに付着します。
シーズン前には、必ずエアコンのフィルターを外してお掃除してあげましょう♪
きっとエアコンの効きも良くなり、電気代も安くなると思いますよ。
もしエアコンの吹き出し口にカビなどが付いている場合もお掃除してあげてください。
詳しい掃除方法について知りたい場合は、 関連記事:エアコン吹き出し口の黒い粉・ホコリはカビ?対策と掃除方法をご紹介! をご覧ください。
エアコン本体のコンセントが刺さっているか確認
意外に多いのがコンセントが刺さっていなかったというがっかりな故障です。
エアコンの電源が入らないと連絡がありお伺いすると、コンセントが抜けていたということがよくあります。
目で確認出来るところであれば良いのですが、延長コードを使ったりして別の場所から電源を取っているお宅に多いので慌てずによく確認してから、メーカーさんやでんきやさんに連絡してみて下さい。
出張代だけでも、数千円取られることもありますので気を付けて下さいね。
エアコンのリモコンが故障していないか!表示が正常に出ているか確認
最近、リモコンの表示が出ない!リモコンが使えないという故障が多い気がします。
リモコンが壊れる原因はほぼ電池の液漏れです。
↓ ↓
数年間電池交換していないリモコンは、液漏れする確立が高いのですよ。
液漏れするとなぜ壊れるのか!って聞かれることがありますので、簡単ですがお答えしますね。
液漏れしてリモコンが壊れる理由は、液漏れした液が電池の接点やリモコン内部の基板の中に入っていき、電池の接点や基板を腐食させてしまうからです。
怖いですよね!
リモコンが故障してからでは遅いので一年に一度は電池交換をしてください。
最近のリモコンは、意外にいい値段しますので、電池代ぐらいでリモコンが長持ちすればラッキーだと思います。
エアコン室外機の上や前に障害物がないか確認
エアコンの試運転前には、エアコンの室外機の吹き出し口に障害物がないかの確認をしてみてください。吹き出し口の前に物があり、風を塞いでしまうと冷えにくかったり、電気代が余計にかかってしまったりします。
あと、エアコンの室外機に蜂が巣を作るというトラブルが増加しています。
最近、家の周りに蜂をよく見かけるという方は、室外機の中や裏側に蜂の巣がないか確認してみて下さい。
あと、エアコンの室外機カバーなどを掛けている方をたまに見かけます。
私は、場所にもよりますが、エアコンの室外機にはカバーをかけない方が良い気がします。
なぜかけない方がよいと思っているかと言いますと・・。
室外機のカバーを付けると ほこり・雨・風 から室外機を守ってくれます。しかしその反面、蜂などの虫の良い隠れ家 になっていることもあるからです。
それに湿気の多いところでは、室外機内に湿気がたまりやすくなり腐食したりもします。
そう考えると無理にカバーを購入して室外機に付けるより使わない月でもたまに数時間運転してあげる方がよいのではと思ってしまいます。
関連記事:【プロが教える】簡単にできるエアコン室外機の騒音対策をご紹介!
エアコン本体の動作確認(エラー表示や点滅が出てないか)
1~4番まで無事に進みましたら、エアコン本体の動作確認をしていきます。
リモコンのボタンで冷房の16℃設定にして2~3時間運転してみましょう。
この時、パナソニックであればリモコンや本体の表示部にH12・H27などエラー番号が出ることがあります。
これは故障の合図ですので、H●●やF●●が出るようなら、メーカーサービスや購入したでんきやさんにすぐに連絡して下さい。
もし、エアコンから嫌なにおいがするなと思ったときは、関連記事:エアコンから出る臭いの原因とは?自分で出来る予防策をご紹介 の記事も参考にしてみてください。
エアコンの試運転時の注意点があります。
冷房の試運転をするのなら、必ず1番低い温度設定にしてから試運転を行って下さい。
例えば! ↓ ↓ こんな感じに設定して下さい。
なぜ1番低い温度設定にしてから試運転しないといけないのでしょうか?
例を出して説明していきたいと思います。
例: 5月のある少し肌寒い日に 26℃設定で冷房試運転した場合
どうなるか: 室外機が動き出しすこし冷たい風が出てきます。しかし、数分すると完全に運転停止してしまいます。この時エアコンは、部屋の温度が26度より低いことを温度センサーで感じ取り冷房運転を止めてます。その後このエアコンは26度より低い設定にしない限り動くことはないでしょう。
暖房運転もこれと同じことが起きてしまいますので、暖房の試運転をする場合も、必ず1番高い温度設定にしてから試運転を行って下さいね。
エアコンのドレンホースから水が出るかの確認
エアコンの動作確認が出来たら次は、エアコンのドレンホースから水が出るのかの確認です。
基本的には、↓ ↓
室外機のホースから出てきます。
ホースが2本ありますが、暖房用と冷房用の排水ホースです。
中には、途中で一本にまとめているドレンホースもありますよ。
冷房試運転を初めて30分ぐらいすれば少しづつ水が出てくるはずです。
出てこない場合は、1時間ぐらい待ってみると良いと思います。
それでも水が出ないときは、エアコンの室内機から冷たい冷気が出ているかの確認とエラー表示や運転ランプが点滅していないかを確認してみて下さいね。
関連記事:エアコンから水漏れする原因!自分で応急処置をする方法も紹介します!
エアコンの試運転方法についてのまとめ
エアコンの試運転の重要性と試運転方法を紹介していきました。
エアコンの試運転方法の手順は
- エアコンのフィルターにほこりがついてないか確認
- エアコン本体のコンセントが刺さっているか確認
- エアコンのリモコン表示が正常に出ているか確認
- エアコン室外機の上や前に障害物がないか確認
- エアコン本体の動作確認(エラー表示や点滅が出てないか)
- エアコンのドレンホースから水が出るかの確認
でした。
無事に試運転出来たでしょうか?
エラーが出たり、冷えないなどの症状が確認出来たのであればすぐにメーカーもしくは購入したでんきやさんに連絡して見てください。
快適な空間を確保するためにも早めの試運転をおすすめしています。
では、今回の最後まで見て頂きましてありがとうございました。
参考になったよって方は、シェアーまたはフォローをよければよろしくお願いいたします。