最適なエアコン設定温度!冷房時24度・暖房時は26度がいいよね

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職場などでエアコンの冷房時の設定温度は28℃、暖房時の設定温度は20℃って良く聞くけど、自宅でもその設定で運転するのがベストなの!?

エアコンの温度設定の目安についてお客様から聞かれることがあります。そこで、今回の記事ではでんきやさん視点での最適なエアコンの設定温度の目安についてのお話をしていこうと思います。

早速ですが結論

冷房時は、部屋の壁が冷たくなってくるまではMAX運転、その後24~26℃前後
暖房時は、部屋の壁が温まるまでMAX運転、その後26℃前後

がでんきやであるカデチェ管理人の出した答えです。詳しい理由については本文内でチェックしてみて下さい。

ちなみに除湿運転時の温度設定については、エアコンの除湿運転の温度設定は何度?という別記事にて掲載中!

環境省が推奨しているのは設定温度ではなく室温の目安!

購入したばかりのエアコンが冷えない・・。年配の方からこのようなコールが意外に多いです。

お客様のお宅に伺いリモコンを確認してみると、夏の室温30度を超える時期にエアコンの温度設定をなぜか28度にしてます。理由をお聞きすると、夏にエアコンを使う時は28度の設定が良いらしいと聞いたからという漠然とした理由です。

確かに、会社などでは、クールビズなどがはやりエアコンの温度設定は28度という流れが一般化しつつあります。

では、なぜ28度というフレーズがひろまったのか!?

これは、環境省が地球温暖化対策として平成17年から「COOLBIZ(クールビズ)」を推進し始めたことが発端です。COOLBIZ(クールビズ)を簡単に説明すると「冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取組を促す」ということです。

引用:どうして「28℃」?
「クールビズ」で呼び掛けている「室温28℃」は冷房の設定温度のことではありません。≫COOLBIZ(クールビズ)についての詳しい内容はこちら

 

「冷房時の室温を28℃」このフレーズを一般の方が聞き、エアコンの設定温度は28度が最適と勘違いしてしまっているというのが現状です。ここがメディアで情報をかいつまんでしまった時の落とし穴ではないのでしょうか。

重要なのでもう一度言います。
環境省はエアコンの温度設定を28度にしてくれと言っているのではなく、あくまでも地球温暖化対策の為に冷房時の室温を28度で快適に過ごせる為の取り組みに協力してほしいと言っているだけです
室温が28度を超えているにもかかわらず、気づかずにエアコンの設定温度を28度にし続けるのは非常に危険なこと。
猛暑の場合は、「暑い」と感じる人もいると思います。
その際は、決して我慢せず室温が28度になるように、エアコンだけでなくサーキュレーターや湿度コントロールを行い快適な室温を保つことがポイントです。

冷房運転時の最適な設定温度

環境省が推奨している室温の目安は28℃

カデチェ管理人が考える冷房運転時の最適な設定温度は、部屋の壁がある程度冷たくなってくるまではMAX運転、その後26℃前後です。

部屋の壁がある程度冷たくなってくるまではMAX運転についての理由は、部屋の壁が冷えていない状態でエアコンを28度などの高い温度設定で冷房運転したとしても、冷気が壁の熱に奪われて、部屋自体の温度が下がりにくくなってしまうからです。

部屋の畳数以上のエアコンであれば、28度でも時間をかければ冷えるのかもしれませんが、間取りによっては、部屋が冷えるまでにかなりの時間を要することになります。

その為、一度部屋の壁を一番低い温度設定にして冷やす事が効果的だと考えております。

部屋の壁さえある程度冷えてしまえば、後は温度設定を上げても問題無く部屋の温度は下がってくれるはずです。

 

暖房運転時の最適な設定温度

環境省が推奨している室温の目安は20℃

カデチェ管理人が考える暖房運転時の最適な設定温度は、部屋の壁がある程度温まるまではMAX運転、その後26℃前後です。

部屋の壁がある程度温まるまではMAX運転については、冷房運転時と同じ理由で部屋の壁が冷たい状態でエアコンを20度などの低い温度設定で暖房運転したとしても、暖気が壁に奪われて、部屋自体の温度が上がりにくくなってしまうからです。

部屋の壁さえある程度温めてしまえば、後は温度設定を下げても問題無く部屋の温度は上がってくれるはずです。

部屋に窓が多い・和室で襖が多いなどの場合は、なかなか温まりにくいので注意が必要です。

部屋の状況によって設定温度は変わることもある

重要なエアコンの設定温度についてですが、一概に設定温度といっても

  1. エアコンの容量
  2. エアコンの種類
  3. 間取り

などの要因で冷房運転は違い、冬時期のエアコンの最適な設定温度はかなり変わってきます。

ですので、部屋の壁がある程度温まるまではMAX運転、その後26℃前後については少し条件付とさせて頂きます。

  1. 部屋の畳数に見合ったエアコン
  2. 中間以上のクラスの機種
  3. 普通の間取りの部屋(窓が極端に多い部屋や縦長の部屋・隙間風が入らない部屋)

以上の3つの条件を満たしている場合のお話です。

この場合は部屋の壁が温まってからのおすすめの設定温度は26度前後になります。

これぐらいの設定温度であれば、床に届く温風の温度も20度ぐらいにはなるとおもいますので、部屋全体が暖かく感じられるであろうと思います。

3つの条件に当てはまらない場合は、

とにかく30度でフル運転して部屋の温度(床付近や部屋の端の方)が20度ぐらいになるようにして下さい。

その後、設定温度を24~25度ぐらいに持ってくるとよいと思います。

注意:電気代の節約は頭からはなしてお聞き下さい。