今回の記事では、洗濯すると「糸くずやほこり」が洗濯物についてしまう場合の対処方法について詳しく説明していきます。
- 洗濯物にほこりがつく原因
- 洗濯物のほこりを取り除く方法
- 洗濯物にゴミ(糸くず)やほこりがつかない方法はないの?
このように、洗濯したはずの洗濯物にほこりが残って困ってると言うお客さまは多いです。
洗濯物につくほこり(糸くず)を軽減させる方法をすぐに知りたい方はこちらから
では、本文を早速見ていきましょう。
洗濯物にほこりがつく原因
洗濯したけど洗濯物にほこりやゴミ(糸くず)などが付いてる・・。
洗ったばかりの洗濯物に糸くずやほこりがついている場合は、「糸くずフィルターの破れ・洗濯槽の汚れ・水の量が少ない」という原因が考えられます。
そんな時確認して頂きたい事は
- 糸くずフィルターが破れてないか?
- 水量が少なくないか?
- 洗濯槽が汚れていないか?
- 洗濯物についてたほこりがもう一度付いてしまったのではないか?
この4つを疑って見て下さい。
洗濯物にほこりがつく原因さえ分かれば、洗濯物にほこりがつくことが少なくなりますよ。
それでは、4つの「洗濯物にほこりがつく原因」について詳しく説明していきますね。
洗濯機の糸くずフィルターが破れてる
洗濯物がほこりまみれになる原因でダントツに多いのは
糸くずフィルターの問題です。
ですので、洗濯物にほこりがつく場合「糸くずフィルターを一番にチェック」する事が重要!
糸くずフィルターのチェックポイントは3つ
- 糸くずフィルターの破れ
- 糸くずフィルターがカビだらけで穴が塞がっていないか?
- そもそも糸くずフィルターがついているのか?(いつの間にか無くなっている)
1.3の場合は機種に合ったメーカー専用糸くずフィルターを交換してください。
2.の場合は、漂白剤などでカビを取り除くまたは後で説明する洗濯槽クリーニングを行うことで良くなると思います。
とにかく、こまめに糸くずフィルターを掃除する事が、洗濯物にほこりをつけない為のもっとも簡単な対策方法です。
洗濯槽が汚れている
洗濯物がほこりまみれになる原因の一つに「洗濯槽が汚れている」という場合もあります。
この場合
- 綿ほこりや糸くずなどのごみや白い粉っぽいもの
- 黒いほこり(わかめの細切れ?)みたいなもの
が洗濯物にたくさん付き出します。
ちなみにこの白い粉や黒いほこりは
- 洗剤の残りかす
- 洗濯槽内のカビ
だったりします。
洗剤の残りかすはまだ良いとしてカビって考えるとぞっとしませんか?
特にアレルギーの方は要注意です。
洗剤の残りカスやカビが服に付いていると、アレルギーを持っている方の場合、体が反応して「くしゃみや鼻水」が出るなどの症状が現れる場合があります。俗に言う化学物質過敏症という症状です。
私も少し化学物質過敏症を持っている方で、特に香水などはくしゃみが止まらなくなるのでつけれません。
ですので
洗濯槽クリーニング(掃除)についての詳しい内容は
で紹介していますので後でご覧下さい。
水量が少ない
洗濯物がほこりまみれになる原因として、意外に知られていないのは、「水量が少ない場合」です。
以下のような使い方していませんか?
このような使い方には注意が必要です。
水量が少ないと糸くずフィルターにほこりがたまりにくいです。
詳しく説明すると長くなるのですが「洗濯する時に手動で水量を減らしてる方」は、水道代が気になるかもしれませんが水量を手動で減らさずに自動でお使い下さい!
洗濯物から取れたはずのホコリがまた衣類についた
最後の原因は、洗濯物から取れたはずのホコリがまたついてしまった場合です。
いままで説明してきた
- 糸くずフィルターが破れてる
- 水量が少ない
- 洗濯槽が汚れている
3つ共当てはまらないって方は、
「洗濯物から取れたはずのホコリがまた洗濯物についた」
と言うことも疑って見て下さい。
洗濯物によっては、ほこりが付きやすい物もあります。
そういった衣類などは
- タオルなどのほこりの出やすい物とは別々に洗う
- 洗濯ネットで洗う
などで簡単に解決するケースもあります。
と言うわけで
以上が「洗濯物にほこりやゴミがつく4つの原因」でした。
洗濯物につく「ほこりやごみ」を軽減させる方法
次は、洗濯物につく「ほこりやごみ」を軽減させる方法についてです。
先ほどの項目で
- ほこりや糸くずが多く出そうな衣類は洗濯ネットに入れる
- くず取りフィルターをこまめに掃除する
などを行うと洗濯物につくほこりを軽減できるとご紹介していきました。
ご存じかもしれませんがその他にも、
- 洗濯ボール
- くず取りネット
などを購入して洗濯槽内に入れてあげるとほこり対策が出来ます。
次の項目でほこりの付着を軽減出来る商品を少しご紹介していきます。
洗濯機のほこりを取る商品一覧
洗濯物につくほこりやゴミ(糸くず)を軽減させる商品一覧
洗濯ボールとくず取りネットのセット
- 縦型の洗濯機をお使いで、なおかつ「別置き型の衣類乾燥機」を使っている
- 縦型の乾燥機能付き洗濯機を使っている
という方には、この洗濯ボールとくず取りネットのセットがおすすめです。
使い方としては、
ハリネズミ乾燥ボールとゴミ糸くず収集ネットを一緒に入れて洗濯するだけ!
すすぎ・脱水まで同時にしてもらってもOKです。
乾燥時には取り出して下さいね。
洗濯ボールの効果
洗濯ボールは、衣類の乾燥時に衣類同士が触れるのを最小限にしてくれるので、乾燥時間を短縮できるという効果があり、なおかつ静電気によって衣類が絡みついている場合は絡みを減少させます。
衣類の摩擦が減ることにより、汚れが落ちやすく・しわが付きにくくなるのも特徴です。
注意:衣類洗濯機に詰め込んで洗濯する場合は、効果激減です。
くず取りネットの効果
くず取りネットの効果としては、衣類に付着した髪の毛・糸くず・垢・ごみ等の異物をキャッチしくれます。
洗濯機に付属している糸くずフィルターとは仕組みが違いますので、水に浮いたゴミなども比較的多くキャッチしてくれますよ。
洗濯ボールやくず取りネットの注意点
注意点としては
くず取りネットは、乾燥機に入れられないと言うこと!
別置き型の衣類乾燥機にはもちろん
縦型の乾燥機能付き洗濯機で「洗濯から乾燥まで」一気にする場合は、くずとりネットは使えません。
洗濯ボール単体
洗濯ボールを使い衣類の絡みを防ぎ摩擦によるほこりを軽減しましょう。
くず取りネット洗濯ボール
ペットの毛に悩んでいる方にはこれ
しつこいペットの毛に悩んでいる方はこちらがおすすめです。
ペットの毛がなかなか取れずにお悩みの方は、別記事:ペット「抜け毛対策グッズ」!洗濯機内の猫や犬の毛を除去しようをご覧下さい。
100均で売ってるくず取り商品
100均でも
- 洗濯ボール
- くず取りネット
- 洗濯ネット
は販売しております。
近くにダイソーやセリカなどがあれば一度のぞいてみるのも良いかもしれません。
その他にも、洗濯槽を掃除する事によりほこり対策が出来ますので、次の項目で紹介していきます。
洗濯機内のほこりを取る!
洗濯槽のほこりを根こそぎ除去しよう!
洗濯槽が汚れていると白い粉みたいな物が衣類にたくさん付いて来ることがあります。
そんな時は、洗濯槽クリーナーで洗濯槽のお掃除をしましょう。
先ほどもお伝えした様に
白い粉みたいな物は、
- 洗剤の残りかす
- カビ
などです。
洗濯槽クリーナーで、洗濯槽の槽洗浄をすると槽に付いた洗剤の残りカスやカビをきれいにする事が出来ますので、洗濯機についている「槽洗浄コースを使い」洗濯槽クリーニングをして見ましょう。
しかし
洗濯槽クリーニング(掃除)と言っても
- 自分で洗濯槽クリーナーで掃除
- 業者にお願いして洗濯槽を徹底お掃除
の2つの方法があります。
洗濯槽クリーナーでほこりを取る
洗濯槽クリーナーを使い自分で洗濯槽の掃除をすることで洗濯槽内に溜まったほこりや洗剤の残りカスやカビを除去出来ます。
5年以上放置の洗濯機の場合は、一度の槽洗浄では汚れがなかなか取れませんので数回の洗浄が必要かもしれません。
是非、チャレンジしてみましょう。
あと言い忘れてましたが、
洗濯槽クリーナーって
- 市販の物と
- メーカー製の洗濯槽クリーナー
があります。
参考記事:メーカー製の洗濯槽クリーナーと市販品との違い!おすすめはどれ?
≫おすすめの洗濯槽クリーナーはこちら
専門家による分解掃除
5年以上放置の洗濯機の場合は、一度の槽洗浄では汚れが取れません!
そんなときは
- 洗濯槽クリーナーを使い数回槽洗浄を行うか
- 専門家による分解掃除
をした方が良いと思います。
徹底的に槽の掃除を行いたい時は、専門家による分解掃除が確実です。
でも、洗濯槽の分解掃除を何処に頼めば良いのかわからないという場合は
- お掃除本舗などの全国チェーン
- 近くの地域専門店
で頼めます。
目安の金額確認をしたい場合は、お掃除本舗をチェックすると分かりますよ。
洗濯物についたほこりや糸くずを取る方法
洗濯物についたほこりや糸くずを取るのって意外に大変ですよね。
そこで、衣類に付いてしまったほこりや糸くずを取る方法を紹介してみます。
ほこりや糸くずをとる方法は
- エチケットブラシを使う
- 粘着シートのコロコロを使う
の2つです。
これらを使うことにより、「洗濯の仕直し」を防げます。
エチケットブラシ
粘着シートのコロコロ
おすすめのエチケットブラシ
エチケットブラシは、やっぱりアズマ!
アズマ工業は「おそうじ」に真摯に向き合い、お客さまの思いに応え続けてくれるメーカーです。
アズマ工業(Azuma Industrial)
洗濯物にほこりが付きにくいのはドラム洗濯機!?
縦型とドラム洗濯機どちらが衣類にほこりが付きにくいと思いますか?
でんきやの私の見解は、ドラムです。
では、なぜだと思いますか?
ドラムを使っている方はご存じかもしれませんが、ドラム洗濯機の上部にはフィルターフレームという部品が付いてるんです。
乾燥時にほこりが風と共に舞い上がり
そのフィルターフレームにほこりやゴミが付着するという仕組みなんですよ。
文字で説明すると
- 衣類を乾燥
- 温風でほこりを舞い上がらせながら
- 洗濯機上部のフィルターフレームでほこりをキャッチ
こんな感じ!
縦型の場合は、
- 衣類を水の力で洗う
- 水と混ざったほこりを糸くずフィルターでこしながらキャッチ
って感じです。
縦型の糸くずフィルターでキャッチするより
ドラムのフィルターフレームでキャッチする方が断然良いと私は思うんです。
実際、タオルなど綿ほこりの多い洗濯物を
洗濯から乾燥までドラム洗濯機でした場合、びっくりするぐらいフィルターフレームにほこりが付いてるんです。
やっぱドラムがいいよねって思っちゃいます。
あくまで営業トークじゃないですよ(笑)
実際に使って感じることなんです。
ついついドラムをおすすめしちゃいました。
ドラム式洗濯機を現在使ってなくて、ドラムってどうなのと思っている場合は
>>ドラム式洗濯機のデメリットは4つ販売しながら見えてきたメリットとの比較
>>【花粉症の対策】洗濯物をドラム洗濯乾燥機で洗う方が良い理由
という記事も参考にして下さい。
まとめ:洗濯物にほこりがつく原因について
今回は、洗濯物にほこりが付く原因についてお伝えしていきました。
主に洗濯物にほこりが付く原因は4つでしたよね。
● 糸くずフィルターが破れてる
● 水量が少ない
● 洗濯槽が汚れている
● 洗濯物のホコリがまたついた
洗濯物がほこりまみれになって困っている方は、上記の原因を確認して自分に合った対策を施して見てください。
あと、
洗濯機から嫌な匂いがする・・。って方には
>洗濯機から嫌な匂いがする!雑巾臭いにおいの原因と解消方法をご紹介!
という別記事もありますので参考にしてみて下さい。
それでは、今回も最後までお付き合いして頂きましてありがとうございます。
参考になったよって方は
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