ファンヒーターから白い煙が出るのは故障?

本ページはプロモーションが含まれています

ファンヒータを使用する季節になりました。

使い始めのファンヒーターがある条件を満たすと白い煙を吹くことがあります。まさに仕事に行く前に一服するかのごとく!!

このような症状(エラー)が起きた時の「対処法と予防法」を現役のでんきやがお伝えしていきます。

石油ファンヒーターから白い煙と共に強烈な臭いが出てきた時には、すぐに停止ボタンを押し運転を止めて換気しましょう。本体が故障している可能性大です。

ファンヒーターと同様に灯油ボイラーから白い煙がでた時の対処法は、「灯油ボイラーの不着火の原因について」の記事をご覧ください。

ファンヒーターからの白い煙について考える

コロナ・トヨトミ・ダイニチなど各メーカーのファンヒーターから白い煙が出てきたって修理依頼は良くあります。

この白い煙は何なのか?以下の項目で解説していきます。

  • 一度煙を吐き出すともう止まらない、まさにヘビースモーカー!
  • ファンヒーターの故障?掃除不足?
  • どうしたら予防できる?
  • まとめ

一度煙を吐き出すともう止まらない、まさにヘビースモーカー!

ファンヒーターの使い始めに白い煙が出始めた場合

  1. 少し使っていると良くなる
  2. 白い煙が止まらずにエラーが出て運転が止まってしまう

の2つのケースがあります。

ここで重要なのは、この白い煙が少しでも出た時点ですでに何かがおかしいと言うことです。

一度出始めた症状は、何かしらの対策をしないと良くなりません。

ファンヒーターの故障?掃除不足?どちらだろう

1.白い煙が出たとしても2~3回の着火動作で正常の運転に戻った場合

このような状態の時は、故障とまではいきませんが確実に悪くなり始めているサインです。

基本的に悪化することがあっても良くなることはありません。

しいて言うなら

  1. 後ろ又は横の吸気口
  2. ファンの裏の網

はお掃除した方が良いかもしれませんので一度確認してみましょう。

あと、ファンヒーターを付けた状態でヘアースプレーを使用している場合は、使用頻度を減らした方が良いかもしれませんね。

理由は、後で説明します。

2.ファンヒーターから白い煙が出て「エラーを表示して止まる

見て分かると通りこの状態は完全に故障しています。

原因は主に2つあり

  1. フレームロッドという着火装置の不具合
  2. 不良灯油の使用により気化器が悪くなった時

になります。

この場合は

  • 購入したでんきやさんかメーカーに連絡して修理する
  • 新しいファンヒーターを購入する

事をおすすめします。

私的には

  • 5年以内
  • 畳数の大きい製品(12畳用以上)
  • 4万以上した製品

を満たすのであれば修理見積もりを出しませんか?

とお客様におすすめすると思います。

それ以外であれば新しいファンヒーターをおすすめすると思いますよ。

ちなみに

故障原因であると思われる、2つの部品(フレームロッド・気化器)は、工夫次第で寿命を延ばすことが出来ます。

次の項目では、予防方法をご紹介します。

この段階で、購入5年以上たってるしエラーも頻繁に出てる・・。
「新しいファンヒーターに変えよっかな」って考えている方もいらっしゃると思いますので、おすすめのファンヒーターをご紹介しておきます。

最近のファンヒータは、性能がすごく上がっておりますので灯油持ちが全然違います。

おすすめのファンヒーター ↓ ↓

広いお部屋には、消臭機能付きのファンヒーターが良いです。

消臭機能付きのファンヒーターはこちら!


エアコンとの併用や、子ども部屋用などコンパクトなファンヒーターを探している方にはこちら

コンパクトなファンヒーターはこちら

 

どうしたら予防できる?

ファンヒーターの部品の寿命を延ばす2つの方法を伝えていきたいと思います。

 

フレームロッドといわれる着火装置の場合

フレームロッドという部品は、ヘヤースプレーなどに配合しているシリコン成分を嫌います

  1. ヘアースプレーの成分がフレームロッドに付着
  2. 徐々に点火が鈍くなる
  3. 着火不良で白く気化した灯油が白い煙になり出てくる

と言う順に故障していきますので、ヘヤースプレーを使う場合は

  1. ファンヒーターを切る
  2. 洗面所などファンヒーターのない部屋で使う

などに気を付けるだけファンヒーターの寿命は長くなります。

 

気化器の場合

白い煙が出るという症状の多くがこの気化器といわれる部品の不良になります。

この気化器は、その名の通り灯油を気化させる部品です。

  • 不良灯油を使ったり
  • 1年前の残りの灯油を捨てずにタンク入れたまま灯油をつぎ足してファンヒーターを使用した場合

気化器の底に タール と言われる物がこびりつき、最終的に気化器を故障させます。

気化器の寿命を延ばす方法は、

残った灯油をシーズンオフ時にはすべて抜き取る

たったこれだけです。

補足ですが

  • 灯油タンクの灯油
  • タンクの下の受け皿も外し灯油をスポイドですべて抜き取る

と言うことが大事です。

あと、去年の古い灯油が残ってる場合は、思い切って捨てて下さい。

一年持ち越した灯油は、結露したりして灯油の中に水分が混ざってしまう事があります。

ちなみに

古い灯油は、ガソリンスタンドに持って行けば引き取ってもらえますよ。

\タンクの下灯油を取るスポイドはこちら/

あと似たような記事で

石油ボイラーのよくある故障事例と原因

というものもありますので興味のある方はご覧ください。

 

まとめ

ファンヒーターから白い煙が出る原因は、フレームロッドと気化器の故障の為です。

上記で記載したように、不良灯油による気化器のトラブルが大半を占めておりますので、ファンヒーターをなおす前には必ず灯油をすべて抜き、使う前も去年の灯油を使わないようにして下さい。

不良灯油を使いますと新品でもすぐに壊れますので気をつけて下さいね。

以上でファンヒーターから白い煙が出るのは故障?でした。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

参考になったよって方は、シェアー又はフォローをよろしくお願いいたします。