自分の部屋に合う家庭用エアコンを教えて欲しい!
そんな悩みに現役のでんきやが答えます。
エアコンの機種選定って意外に難しいんです!
お部屋によっては私たちプロもどれが良いか頭を悩ませます。
部屋の間取りや畳数によっても変わるし、付ける場所によっても変わります。
自分で選ぶとなると、あれこれと頭に思い浮かべながら機種選定に望まないといけませんよね。
今回の記事では、誰でも簡単に機種の選定ができる方法について掲載していきます。
プロが現場を見る時にどこに焦点を当てているのか!?
エアコンを購入しにでんきやさんにいく場合に必要な物や、この部屋には絶対にこの機能はいるよね!などのプロの目線を紹介していきます。
では、早速見ていきましょう。
エアコンの選定をする前に確認すること
部屋にあったエアコンを選ぶ際に確認しておかなければいけない事があります。
その確認しておかなければいけない事を順番に掲載します。
- エアコンが取り付けられるかチェック
- エアコンを付ける部屋はどこなのか?
- エアコンを付ける部屋の畳数を確認する
- エアコンで部屋の暖房も行うかの確認
以上になります
エアコンを取り付けられるかのチェックする
エアコンを購入しにでんきやさんにいく場合、よしとりあえず行ってみようではなく、下記のチェック項目を参考にある程度現場の写真などを用意していくとスムーズにお話が出来ます。
この写真を撮っていくというのは重要で、工事の追加料金などが発生しないようにもなってきます。
追加料金ってかなり高額になる可能性もありますので!!
では、ケースバイケースでチェック項目を記載しておきますので参考にして下さい。
- 既存のエアコンがある場合のチェック項目
- 新規でエアコンを付けたい場合のチェック項目
- アパートやマンションでエアコンを付ける場合のチェック項目
既存のエアコンがある場合のチェック項目
既存のエアコンが付いているのであればほぼ間違いなく取り付け出来ます。
しかし、正しい見積もりを出したいのであれば店舗に行く前に下記の写真を用意することをおすすめします。
では、早速必要な画像を見てみましょう。
- 既存の室内機と室外機の写真(2~3mぐらい離れた位置から撮影する)
- エアコンの型番の写真があればなお良い
- エアコンが刺さっているコンセントの写真
- 分電盤の写真
以上があれば既存のエアコンが付いている場合はOKだと思います。
ある程度きちんとした見積もりも出ます。
ここで一つ写真についての注意点です。
既存の室内機と室外機の写真を撮るときは全体が分かるように2~3メートル離れた場所から撮影し数枚用意してみて下さい。室内機だけアップで撮られてもいまいち全体像が良くわからないからです。
新規でエアコンを付けたい場合のチェック項目
新規でエアコンを付けたい場合は、付けたい場所の写真を撮る事をおすすめします。
最近の新築であれば問題なくエアコンが付く場所はあると思いますが、古民家風の家の場合などは、エアコンを付けれない間取りも存在します。
いざ店頭で商品を選んだが、実際取り付け工事に伺うと取り付けれる場所が無かった!
なんてこともよくあります。
あと、室外機を置く場所が見当たらなくてかなり遠くに置かないと行けないなんてこともあります。
そうなると大変です。
かなり高額な追加金額を要求される場合もありますので、正しい見積もりを出す為、そして、エアコンがその部屋に付くのか正しい判断をする為にも、店舗に行く前に下記の写真を用意することをおすすめします。
スマホで撮るのも全然OKです。
では、必要な写真をチェックしていきましょう。
- エアコンを付けたい場所を2面ぐらい選んで写真を撮る。(全体が映る様に2~3メートル離れて撮る)
- エアコンを付けたい場所の裏を外から写真で撮る(室外機が置けるのかを確認するため)
- エアコン用のコンセントが近くにあれば離れた場所から全体が映る様に2~3メートル離れて撮る
- 分電盤の写真
必要な写真は以上です。
エアコンを付けたい場所の裏を外から写真で撮る場合どうしても取れない場合があると思います。
その時は、仕方が無いので見積もりに家まで来てもらう、もしくは口頭や手書きの図でなんとか説明してみて下さい。
量販店では無く、街のでんきやさん(パナソニックショップなど)でエアコンを付けたいと相談すれば、自宅に来て現場を見ながら見積もりしてくれます。
取り付け出来るか不安な場合は、量販店などでの店舗購入より街のでんきやさんに頼んだ方が案外安く購入することが出来ますので選択肢に入れてみて下さい。
アパートやマンションでエアコンを付ける場合のチェック項目
アパートやマンショで新規でエアコン付けたいもしくは、既存のエアコンを買替えたい場合は、まず、大家さんや管理会社に連絡してその場所にエアコンを付けて良いのかと既存のエアコンがどちらの持ち物になっているのかをまず確認して下さい。
返答次第では、付けれないもしくは、壊れない限り新しい物に交換できない場合もあったりします。
既存のエアコンを自分で交換しても良いよとなれば、既存のエアコンがある場合のチェック項目を参考にしてみて下さい。
新規にエアコンを付けてもいいよとOKが出た場合は、下記のチェック項目を参考にエアコンを選ぶ際に必要な写真を確認して下さい。
では見ていきましょう。
- エアコンを付けたい場所の写真を撮る。(全体が映る様に2~3メートル離れて撮る)
- エアコンを付けたい場所の裏を外から写真で撮る(室外機が置けるのかを確認するため)
- エアコン用のコンセントが近くにあれば離れた場所から全体が映る様に2~3メートル離れて撮る
- 分電盤の写真
エアコンを取り付け出来るかの項目は以上です。
次のエアコンを付ける部屋はどこ?を見ていきましょう。
エアコンを付ける部屋はどこ?
まず、部屋にあったエアコンの選定を行う上で非常に大事なのが、どの部屋にエアコンを付けたいのかということです。
エアコンの選定にあたり重要である間取り別のワンポイント情報をリスト別に紹介!
リンクごとにをクリックしてもらうと記事に飛びます。
- 吹き抜けのある部屋でのエアコンの選び方
- エアコンの選び方ーリビング編
- エアコンの選び方ー寝室編
- エアコンの選び方ー和室編
- エアコンの選び方ー2F編
吹き抜けのある部屋でのエアコンの選び方
吹き抜けのある部屋でのエアコンを選ぶ際のワンポイントアドバイス!!
この吹き抜けのある部屋が一番やっかいです。天井が高い分上の方に熱気が溜まります。
冬は部屋が暖まりにくく、夏場は部屋が冷えにくいです。
それに14畳のリビングであれば単純計算、倍ぐらいの20畳以上の能力のエアコンが必要になります。(暖房を効かせたい場合)
必ず吹き抜けのあるリビングのエアコンを選ぶ場合は、畳数で選ぶのではなく高さも合わせた面積の計算をして下さい。
画像 貼り付け 予定
エアコンの選び方ーリビング編
リビングでのエアコンを選ぶ際のワンポイントアドバイス!!
リビングに付けるエアコンは、出来れば高性能の機種をおすすめします。
そんな高い機種変買えないよと言われるのは重々承知のアドバイスです。
高性能機種であれば、電気代も安いですし暖房もしっかり効きますので、ファンヒーターも入りません!
リビングなど14畳を超える広い部屋用のファンヒーターは、結構な金額します。
こちらで金額も参照してみて下さい。
それにわざわざ車のガソリンを使って灯油を買いに行く手間も無くなります。
エアコンの選び方ー寝室編
寝室でのエアコンを選ぶ際のワンポイントアドバイス!!
寝室は、寝具からでるほこりが部屋中にまってます。
フィルター掃除をした際に白いほこりがたくさん付いているのであればなおさらです。
そこで、寝室におすすめしたいエアコンは、お掃除機能付きのエアコンです。
気がついたらついているフィルターのほこりを自動で掃除してくれるので、電気代もお得になりお掃除の手間もはぶけます。
空気清浄機を置いているよという方は、いらないかもしれませんが一応ハウスダストでのアレルギーをもたれている方は、ほこりのことを考えてお掃除付きのエアコンが良いかもしれません。
エアコンの選び方ー趣のある昔ながらの和室編
昔ながらの和室でのエアコンを選ぶ際のワンポイントアドバイス!!
最近のホーム会社の和室は、そこまで気にしなくても良いのです。
昔ながらの和室の場合、部屋の区切りにふすまや欄間といわれる物が使われていると思います。
欄間 参考図 ↓ ↓
欄間(らんま)は、日本の建築様式のひとつ。採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる開口部材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%84%E9%96%93
この欄間という物が少しやっかいです。
上の図で見てもらうと分かるのですが、部屋と部屋を区切っている欄間は、隣が見える物や障子で装飾されている物などがあり、断熱効果がほぼありません。
よっていくら冷やしても、いくら暖めても隣の部屋から夏は暖気冬は冷気が降り注いできます。
和室で隣との部屋間仕切りに障子や欄間などが使われている場合は、エアコンを選ぶ際6畳の部屋ならせめて8畳を!暖房を効かせたいのであれば暖房能力に特化した機種で8~10畳を選ぶことをおすすめします。
さらに、真夏や真冬にどうしても設定温度までならない場合は、欄間のサイズに合わせカットした段ボールをはめ込むのも効果的です。
エアコンの選び方ー2F編
寝室や子供部屋が2Fにあるお宅って多いと思います。
2Fは、屋根に近いので太陽に暖められた屋根や外壁の熱が、夜に部屋の天井や壁から輻射熱のように部屋全体を暖めだします。
ですので、2Fに付けるエアコンを選ぶ場合は、6畳の部屋であれば8畳を選ぶ事を意識してみて下さい。
部屋を少しだけ冷やせたら良いと言われる方は、6畳でも問題ないと思います。
上記を頭に入れつつこれからの選定を行っていきましょう。
エアコンを付ける部屋の畳数と容量(サイズ)の選び方
エアコンの選定を行う上で最も重要なのは部屋に適した畳数選びです。
せっかくエアコンを購入しても全然冷えないし暖まらない・・・。
こうなってしまうと大変!電気代だけが膨らんできます。
お部屋に合うサイズを選ぶことで、快適な生活そして省エネに繋がります。
では、早速お部屋に合うエアコンサイズを選ぶ方法を項目順に見ていきましょう。
- お部屋の畳数を確認(本間か京間かが分かればベスト)
- 木造住宅か鉄筋住宅かを確認
- 窓の方向、窓の大きさを確認
- 実際にパナソニックのカタログを例に確認して見よう
お部屋の畳数を確認(本間か京間かが分かればベスト)
まずは、エアコンを付けたい部屋の畳数を確認して下さい。
この時、本間での畳数なのか?京間での畳数なのかが分かれば一番ベストです。
本間と京間の違いは何かと言いますと単純に寸法です。
本間の方が京間より少しサイズがでかいです。
最近の新築や築20年以前のお宅は、ほぼ京間の寸法で家を作っていると思います。
本間のお部屋にエアコンを入れる場合は、一つ上の畳数のエアコンを付けることをおすすめします。
最近の住宅メーカーなどは、京間の寸法をベースに家を作っています。
その影響かは分かりませんが、家電メーカー自体のカタログに載っているエアコン能力目安の畳数も、京間をベースにしております。
豆知識的に覚えておくと良いかもしれません。
木造住宅か鉄筋住宅かを確認
エアコンを付ける家自体が木造住宅なのか鉄筋住宅なのかでも、エアコンの畳数選びに影響してきます。
必ず、木造なのか鉄筋なのかは確認しておいて下さい。
エアコンカタログ内のスペックには、畳数の目安が載っています。そこに木造、鉄筋それぞれの畳数目安が載っていますのでどちらかが分かっていれば選定しやすいです。
窓の方向、窓の大きさを確認
エアコンの冷房能力や暖房能力を下げる原因の一つに窓の方向や窓の大きさがあります。
窓が南にある部屋は、冬場の日中は暖かくて良いのですが、夏場はとても暑くなります。
窓の方向や大体の大きさなどを把握しているとエアコンの選定に役立ちます。
南に窓があり夏場日が当たりそうな部屋であれば、冷房が効きずら可能性がありますのでちょっと大きめを選ぶとちょうど良い感じになりそうです。
実際にパナソニックのカタログを例に確認して見よう
部屋のメイン暖房をエアコンにする?
最近の上位機種であれば部屋の暖房をほぼエアコンだけで行うことが出来ます。
エアコンだけでお部屋をしっかり暖めたいのか、エアコンは嫌いだからファンヒーターやストーブなどの灯油製品を使いたいのか!
ここをしっかり決めておくことがエアコンの機種選定では重要となってきます。
では、エアコンをメインの暖房機として部屋を暖めるのと、ファンヒーターやストーブなどの灯油を使って部屋を暖めるのはどちらが経済的なのでしょうか?
リビングやよく使う部屋に関して経済的なのは、エアコンをメインの暖房に使うことだと思います。
しかし、普段ほぼ使わない部屋に関して経済的かと言われると、そこまではないのかなと思います。
普段ほぼ使わない部屋は、予算に応じてエアコンを選んでもらえばいいと思います。
では、エアコンだけで部屋の暖房を行う場合のメリット、デメリットはなにがあるのでしょうか?
まず、エアコンだけで部屋の暖房を行う場合のメリットを4つあげてみます。
- 灯油を買ったり、いれたりする手間が省ける。
- 灯油代より電気代の方が安い。
- 灯油の嫌な臭いがしない
- なにより安心安全(火災の心配はなし)!
では、デメリットも見ていきましょう。
- 顔に直接風が当たるから喉が痛くなる(畳数の狭い部屋など)
- 灯油を使わないから電気代が上がる
以上がメリットデメリットでした!
上記のことを踏まえた上で部屋のメイン暖房をエアコンにするのかしないのかを選ぶのが重要です。
上位機種意外になるとファンヒーターとの併用をおすすめする場合があるので気をつけて下さい。
1.部屋の暖房をエアコンだけにしたい場合
2.部屋の暖房は他の暖房機を使うからいらない場合
執筆中
【お部屋別に解説】あるとうれしいエアコンの機能
上記のエアコン選定で自分で選んだエアコンを確認しながら、この項目を読んで頂けるとうれしいです。
執筆中
エアコンメーカーの選び方!どこの会社が良いの?
エアコンを購入するに当たりどのメーカーを選べば良いのか!?
ここをとても悩む方は多いと思います。
どこのメーカーを選べば良いのか!?についてプロの私が答えます。
答えは簡単です。
自分が好きな有名メーカーがあればそのメーカーを応援して買って下さい。
なぜかと言いますと!
ぶっちゃけ有名メーカーであればさほど機能は、変わらなくなってきています。
ここでいう有名メーカーというのは、パナソニック、三菱、日立、ダイキンなどですかね。
*変わらないといっても、暖房能力や付いている機能の違いはメーカーによりあります。
例: 暖房に関しては、パナソニックが良いや加湿機能が欲しければダイキンが良いなど!
上記を踏まえつつ私がすすめるメーカーについて掲載しておきます。
私は家電の販売もしますが、取り付け・修理(メーカーサービスに在中時期あり)などもこなします。
そんな私がおすすめする エアコンメーカーは、 ズバリ パナソニック です。
なぜかと言いますと、家電の王者 パナソニック だけあって、すべての機能をラインナップ上で網羅しています。
このメーカーを選んでおけば間違いないのかなと思います。
故障してメーカー修理に出しても部品代(基板など)が他メーカーに比べて安いから比較的他のメーカーより安く修理があがる!
(技術料や出張費は、どのメーカーサービスもほぼ変わりませんので!)
加湿機能に関しては搭載しておりませんので、加湿が欲しい方は、ダイキンをおすすめします。
しかし、カビの付きやすさなどを考えると
私は加湿に関しては加湿器で補って欲しいイメージです。
そんなおすすめのパナソニックですが、評判の悪い時期もありました。
どうわるかったかといいますと・・・。
パナソニックのエアコンは、お掃除ロボットが壊れやすかったんです。
勘違いしないで下さい。
最近の機種じゃないですよ。
もうかれこれ、8年ぐらい前の機種です!!
今の機種は、ほとんど見なくなりました。
H51、H52・・・・。このエラーに泣かされましたので!
他のメーカーさんもお掃除機能についてはよく壊れることがあります。
補足情報: 私的にシャープ、チョーフ、東芝、アイリス、その他海外メーカーはあまりおすすめしていません。
なぜかといいますと、修理の時に面倒だから!これは私個人的な問題も含んでおります。
面倒な理由については、かつあいさせて頂きます。
まとめ
今回は、【現役のプロがおすすめ】部屋にあった家庭用エアコンの選び方という形で記事の作成に望んでみました。
実際、お顔を合わせ自分からいろいろ聞いて選んでいく作業をブログに載せるのって難しいんだなと思いました。
どちらかと言えば理系の私ですので、文章は正直苦手です。
読みにくいと感じられた方には申し訳ないなと思います。
しかし、私の知識が少しでも皆様のお役に立てるのであればうれしいなと思いながらこのブログを作成しておりますのでご了承下さい。