灯油ボイラー不着火の原因はなに?よくある故障事例や本体交換費用について!

本ページはプロモーションが含まれています

今回の記事では

  • 灯油ボイラー不着火の原因
  • 石油ボイラー(灯油)のよくある故障事例や費用

などについて掲載していきます。

石油ボイラーの故障の原因や予防方法を考える

灯油ボイラーを製造しているメーカーはコロナ、長府、長府興産、TOTOと数社ありますが、故障する場所や基本的な予防方法などは変わらないと思います。

以下の項目で石油ボイラーについて記載していきます

  • 石油ボイラーの故障原因並びに故障場所
  • 基本的な予防方法

 

灯油ボイラーの故障原因・故障場所

石油ボイラーでよく故障する場所

  • 点火装置
  • 炎検知機

この2点の部品が壊れやすい部品になります。

詳しく見ていきましょう。

 

灯油ボイラー不着火の原因は点火装置の故障

灯油ボイラー不着火の原因は、点火装置が故障する事により起こることが多いです。

まれに、基盤の故障などもありますが、不着火の場合はおもに点火装置になります。

では、点火装置の故障の原因を見ていきましょう。

点火装置の故障の原因は、この部品にススなどの汚れが付着するからです。なぜ、汚れがつくと悪いのでしょうか?

点火装置という物は、灯油に火を着火させる装置で、数センチ開けて並べた2本の棒の間に電気(火花)を起こす部品です。

この点火装置ですが、新品の時は、ピカピカと光っております。もちろん電気を通しやすくし火花を起こしやすくするためですね。

でも、この部品は、使用する度にすすや汚れが付着してきます。

ちなみにすすというのは、電気を通しにくい性質を持っておりますので、すすが付着していくとだんだん着火速度が落ちていき着火自体しなくなります。

そうすると、機械が着火できませんよと!エラーを出すのです。

 

炎検知機が故障する原因

次は、炎検知機が故障する原因です。
炎検知機もすすや汚れが嫌いです。
炎検知機という物は、その名の通り炎を検知するための部品です。

バーナーの横に小さな穴が開いております。
この小さなのぞき穴から炎がきちんと出ているかを調べている部品なんです。
この部品は、光を感知してきちんと炎を出してるか出してないかを判断するんですね。

そこが味噌なんです。
すすなどの汚れがその部品に付着すると炎(光)が見えなくなります。
人間で例えるなら!!
眼鏡をかけてる人の眼鏡に墨汁がかかった感じですかね!? ーー;

前見えませんよね。
という具合にボイラーも、炎(光)が見えませんよってエラーを出すんです!!
そうなると、ボイラーはもう動きません。人間は自分で眼鏡拭きますけどね!(笑)

たまにあるある故障場所

  • バーナー本体
  • リモコン本体
  • 通信ケーブル
  • 減圧弁

ここでは、詳しい説明は割愛させて頂きます。

 

石油ボイラーのトラブル予防方法

石油ボイラーの故障場所で記載した、炎検知機、点火装置この2つの部品が長持ちすれば石油ボイラーは、無敵(スターを取ったマリオ)に近くなります。
では、突然ですがここで問題です。

上記の2つの部品の故障の原因は何だったでしょうか?

 

答えは「すすやよごれ」です。

 

では、すすやよごれはどうして出来るのかと言いますと、不良灯油を使ったときです。
石油ボイラーのバーナーは、ファンヒーターなどより頑丈に作られておりますので、多少の不良灯油や水分にも負けません!しかし、常に不良灯油を使用しているとすすや汚れが
増えてきます。そうなると大変です。

炎検知機、点火装置がすすまみれになっちゃうんですね!!

こうなると頑丈なボイラーもエラーを出してしまうのです。

ここまで来ると分かりますよね!

石油ボイラーを長く使いたい場合には、必ず不良灯油は避けて下さい。それだけしてもらえれば、数年ボイラーを長く使用することが出来ます。

ちなみに、ファンヒーターから白い煙が出る場合も似たような故障内容です。

気になる方は≫ファンヒーターから出る白い煙についてをご覧ください。

不良灯油の見分け方は、また後日記載していきたいと思います。

 

石油ボイラーの交換費用

石油ボイラーの交換をする場合どれぐらい費用がかかるのか気になると思います。
交換の費用を参考程度紹介していきます。
(私の地域の平均かな?地域で金額はかなり違います)

箇条書きで書きますのでご了承下さい。
(本体は金額入れませんあくまで作業料です)

  • 本体金額(お使いの機種でかなり違います)
  • 取り外し処分(約 8000~12000円)
  • 本体据え付け工事(約10000~15000円)リモコン交換も含む
  • 給湯のみの水道工事(約10000~15000円)
  • 追い炊き付き本体の水道工事(約15000~25000円)

以上の結果から大体の取り付け費用
安くて約28000円ぐらい高くて約52000円ぐらいかかる場合があります。

 

まとめ

石油ボイラーのよくある故障には、すべて灯油が関係しております。
是非このことを覚えておいて下さい。

それだけで機械の寿命を数年伸ばすことが出来るなんてすごいですよね!!
ボイラーなどの給湯器は決して安い物ではありません。数十万円します。
上手に長く使っていただけたらと思っております。

ただ、今は灯油代が年々高くなってきておりますし、灯油の交換がどうしても面倒です。
エコキュートや電気温水器がシェアを伸ばしているのもうなずけますね。

もし、ボイラーが故障して交換しようと考えているのであればエコキュートや温水器も視野に入れてみて下さい。

今回も最後までお付き合いして頂きましてありがとうございました。

参考になったよって方は、シェアー又はフォローをよろしくお願いいたします。